インフルエンザで首が痛い!リンパがウイルスと戦っている!

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インフルエンザにかかると、あちこち体が痛くなることがありますよね。その時首にも痛みが出る場合があります。

これは耳の後ろや顎の下にあるリンパ節が腫れるためなのだそうです。

そこで今回なぜリンパ節が腫れるのか、また対処法や予防法などについてもご紹介します。参考にしてみてください。

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インフルエンザにかかると首が痛くなることがある

インフルエンザにかかるとリンパ節が腫れることがあります。

通常ウイルスや細菌が進入してくると、リンパ球や白血球がウイルスを攻撃し撃退してくれます。

ですがもしウイルスや細菌の勢いがリンパ球や白血球より強いと、リンパ節まで来てしまいます。

するとリンパ節でウイルスや細菌との激しい戦いが繰り広げられます。

その結果リンパ節は腫れるという仕組みです。

リンパ節はウイルスや細菌が全身に回らないようせき止める役割があります。

そのため炎症が起こり、腫れやすい場所なのです。

このリンパ節は身体に複数あります。

そのうち首の周辺には多くのリンパあります。

  • 耳下腺リンパ節・・・耳の下のところに左右
  • 頚部リンパ節・・・顎の下のところ
  • 後頭リンパ節・・・頭の後ろの髪の生え際のところ

インフルエンザにかかると、この首の周辺のリンパ節が腫れて首が痛くなるのです。

インフルエンザでリンパが腫れて痛いとき

リンパが腫れてくると痛みがひどい場合があります。

その時は冷やすことで炎症が抑えられ、痛みを和らげることができます。

治ってくると、リンパの腫れも引いて痛みも治まってきます。

中にはインフルエンザの症状が納まっても、リンパの腫れはまだ残っていることもあるようです。

なかなか腫れが引かない時は、別の原因も考えられるので、お医者さん相談してみましょう。

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リンパの流れを良くする

リンパには免疫機能排泄機能があります。

免疫機能はインフルエンザウイルスなどのような病原菌と戦って撃退してくれる機能です。

そして排泄機能は身体の老廃物を運搬し、排泄してくれる機能です。

リンパの流れはポンプのような仕組みがなく、ゆっくりとした流れです。

そのため運動不足や長時間同じ体制など、筋肉に刺激が少ないと滞りやすくなります。

リンパの流れが悪いと、老廃物がうまく流れなかったり、免疫力の低下にもつながります。

リンパの流れを良くするということは、侵入してきたウイルスに対抗するためにも必要なことです。

ではリンパの流れを良くするために普段からできることを見ていきましょう。

リンパマッサージ

リンパマッサージは本格的に受けるものから、自分で簡単にできるマッサージもあります。

ちょっとしたことでも日常的に行うことで、リンパの流れは違ってくると思います。

マッサージはリンパが腫れていて炎症が起きているときは避けましょう。

温める

首を冷やしてしまうことも多いかもしれません。

スカーフを巻いたり、特に寒い冬にはマフラーで寒さから首を守りましょう。

温めることで体温が逃げるのを防いだり、リンパの働きも妨げずに、免疫力を保つことができます。

そして入浴で身体を温めることは、リンパの流れを良くするためにとても有効です。

適度な運動

リンパの流れを良くするために、筋肉による刺激が欠かせません。

激しい運動よりは、ストレッチやヨガ、またウオーキングなどがおすすめです。

毎日続けることでリンパの流れを正常に保てます。

水分を充分取る

水分の不足は、リンパの排泄機能がうまくいかない原因になってしまいます。

水分を充分補給することで、老廃物が流れ、リンパの流れを保つことにつながります。

まとめ

インフルエンザになると、首が痛くなることがあります。

これ首にあるリンパ節の腫れによるものです。

リンパには侵入してきたウイルスを撃退する働きがあります。

ウイルスの勢力が強い時、リンパ節では激しい戦いが繰り広げられ、リンパ節が炎症し腫れてしまします。

普段からリンパの流れを良くすることで免疫力は保たれます。

いざという時にリンパは私たちの身体を守ってくれているのです。

今回インフルエンザにかかったとき、首が痛くなることがある場合いついてまとめてみました。

もしこのような症状が出たら、このサイトだけで判断したり自己での判断は大変危険です。まずはお医者さんに受診することが大切です。

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