耳栓のデメリットは?耳の痛み、かゆみやカビがはえることがある!

Pocket

住まいや家庭の環境、また仕事の環境のため、耳栓が必要となる人もいると思います。

私も実のところ工場で働いているので、耳栓のお世話になっています。

耳栓は耳が痛くなることもあり、抵抗がありました。

でも以前時々とても大きい音のする現場で働いていたときのことです。耳栓をしていても、聴力検査の数字が徐々に悪くなっていることに気が付きました。

その時から耳栓がとても重要だと思うようになり、少々不快な点があっても、できるだけ着用するようにしました。

そんな自分にとっては必要不可欠な耳栓ですが、耳が痛くなることの他にもデメリットがあることを知りました。

不潔にしていると耳栓で耳の中が蒸れて、痛みやかゆみの原因になったり、カビがはえることもあるのだそうです。

また耳栓が合わなくて体調がおかしくなるという人もいます。

今回耳栓をすることによるデメリットをまとめてみました。

参考にしてみてください。

スポンサードリンク

耳栓をして起こり得るデメリット

耳栓をすることによって起こるデメリットにはどんなことがあるのでしょうか?

考えられることとして、

  • 耳の中が荒れる
  • カビが生えることがある
  • 体調不良になることがある

といってことが上げられます。

では詳しく見ていきましょう。

耳の中が荒れる

同じ耳栓を使い続けていると、耳栓の汚れで耳の中が荒れる原因になります。

耳の中が荒れると外耳炎や中耳炎などの原因にもなってしまいます。

なので耳栓は常に清潔にすることを心がけましょう。

つける前には洗ってよく乾かしたり、アルコールで消毒するのも有効です。

私もそうですが、自分はズボラだなっと思ったら、100均で安い耳栓を購入して、頻繁にきれいな耳栓に取り替えるっていうのもいい方法ですね。

カビがはえることがある

後もちろん耳の中もきれいにしてから耳栓をつけましょう。

お風呂上りなど、耳の中が濡れたままだと大変です。

耳栓で耳の中が蒸れて、カビが生えることもあります

また長時間耳栓をすると蒸れるので清潔にしていても、外耳炎やカビが繁殖して外耳道真菌症という病気にかかってしまうことがあります。

耳の中が痛くなったりかゆくなったり、またつまるような感じがしたらすぐはずしましょう

そして耳は本来耳あかが外に自然に出る仕組みになっているのです。

なので耳栓で耳をふさぎっぱなしは、排泄機能が落ちて不潔になる原因です。

あまり長時間使用はしないことをおすすめします。

体調不良を起こすことがある

耳栓をすることで、耳の鼓膜の外側の外耳と内側の内耳の気圧調整がうまくいかなくなることがあります。

このために様々な体調不良を起こす人がいます。

耳が痛くなったり、人によって頭痛や吐き気、まためまいを起こす人もいます。

また耳栓をすると息苦しさを感じるという場合もあります。

自分の体調を見ながら、耳栓は必要に応じて取り入れていきましょう。

私も息苦しさを感じることがあります。そんな時は、トイレに行きがてら耳栓を外して大きく深呼吸しています。

すると眠気もすっきりして、また仕事に集中できる気がします。

最近一回り小さい耳栓を会社の方で用意してくれるようになったので、それを使うようになったら、結構サイズも合って耳が痛いということが少なくなりました。

では次に耳栓のメリットについて見ていきましょう。

スポンサードリンク

耳栓のメリット

耳栓を上手に活用することで、音のストレスから開放され、快適な毎日を送ることに役立てることができます。

脳がしっかり休息をとれる

脳は寝ている間も音をしっかり聞いています。

なので耳栓で音をシャットアウトすることで、脳をしっかり休ませることができます

いびきや隣や上の階からの足音など、音が気になって眠れないと良い睡眠はとれません。

良質な睡眠は健康を保つためにもとても重要です。

ぐっすり眠ってすっきり朝をむかえたいですね。

大きな音からから耳を守る

耳栓は騒音がある環境で、耳への負担を軽減してくれます。

大きい音の中で長時間いると、難聴になってしまうことがあります。

耳の中の細胞はとてもデリケートで大きな音によって一度傷つくと元には戻りません。

その細胞がダメになってしまうと、聴力を一生失うことさえあります

大きな音から心と体を守る

そして音によるストレスは耳だけでなく心身共に多くの悪影響を及ぼします。

  • イライラ
  • 血圧上昇
  • 不眠症
  • 食欲不振
  • 消化不良
  • うつ
  • 耳鳴り

また更には心臓病や糖尿病といった病気の原因にもなってしまいます。

なので、騒音を避けられない状況では耳栓を上手に取り入れることが必要です。

大切な自分の耳は自分で守りましょう。

スポンサードリンク

自分の耳と状況に合う耳栓を見つけよう!

耳栓には遮音効果の大きい第一種耳栓必要な音は聞こえる第二種耳栓があります。

眠る時の耳栓は、目覚ましの音は聞こえてほしいという場合があると思います。

また小さい音でも完全にシャットアウトして眠りたい場合もあるでしょう。

そして仕事場などでは警報機や火災報知機などの必要な音は聞こえないと困ります。

工事現場など常にひどい騒音の中で作業しなければならない場合は、遮音効果の最も高い耳栓が必要になってくると思います。

状況に応じて使い分けてみるといいです。

そして耳栓のタイプとしてはざっと3種類があります。

フォーム型
  • 一般的
  • 安価
  • 遮音性が高い
  • ウレタン、ポリウレタン製
  • 柔らかい
  • 水に弱い
  • 圧迫感あり

*最初にどれを選んだらいいかわからない時は、このタイプから試してみるといいです。
*100均などでも売られています。
*最初は装着がちょっと難しく感じるかもしれません。

フランジ型
  • フランジ(ヒレ)がついて装着が簡単
  • 遮音性がフォーム型より劣る
  • 洗って何度も使えて経済的
  • シリコンやエストラマー素材
  • やや硬め
  • 耐水性がある

*水に強いのでプールなどでの使用に適しています。

シリコン粘土型
  • やや高め(お値段)
  • フィット感あり
  • 遮音効果大
  • 耐水性あり
  • シリコン製
  • 大きさや形を変えることができる
  • 耳が痛くなりにくい

異物なので最初はなかなか慣れないかもしれません。

まずはいろいろ試してみるといいです。

異物感で睡眠や作業の妨げになってしまったら、耳栓をする意味がありません。

自分の耳に合うものが見つかるといいですね。

スポンサードリンク

まとめ

耳栓は長時間使い続けると、耳の中が蒸れたり、耳垢が外に出ず不潔になってしまいます。

それによって外耳炎になったり、カビがはえて外耳道真菌症になってしまことがあります。

耳栓や耳の中はいつも清潔にすることが大切です。

また耳栓をすることで耳の中の気圧の関係で体調不良になってしまうことがあります。

自分の体調を見ながら取り入れてみましょう。

種類があるので自分の耳に合う耳栓を見つけられるといいですね。

耳栓をうまく利用することで、良い睡眠が得られたり、騒音のストレスから開放され、快適な環境が整えることができます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする