飛行機の機内食は量が決まっていて、大食漢の人にとっては量が足りずにおかわりをしたいという人もいると思います。
長いフライトの間、お腹を空かしたまま我慢するのは辛いことです。特に飛行機の中ではできることも限られていて、なかなか気を紛らわすことも難しいですよね。
では機内食はおかわりができるのでしょうか?
もしおかわりできるとしたら、お腹をしっかり満たして空の旅がより楽しめるのではないかと思います
そこで今回機内食がおかわりできるのかどうかについてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
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機内食は「おかわり」はできる?
飛行機に乗ったら機内食は楽しみの1つですよね。ではその機内食は「おかわり」はできるのでしょうか?
実は原則的には「おかわり」はできません。なぜなら基本的に搭乗の乗客の人数分しか搭載していないからです。
機内食は2種類のメインから選べるようになっているので、多少多めには搭載されているようです。
多めにあるからといっても「おかわりOK」としてしまうほどの人数の分量を用意してあるわけではありません。
もし1人にOKしてしまって他の乗客からも要望が出てしまったら、応えられる乗客と応えられない乗客が出てしまう可能性があります。
そのようなことが起きないように、原則的には「おかわりはできない」ということになっています。
ですが実際にはおかわりできたという人の話をよく聞きますよね。
これは機内食が予定以上に余ってしまうことがあったり、またCAさんの判断で出してもらえることがあるからのようです。
乗客の中には搭乗前に食事を済ませたという人や、気分のすぐれない人、また中には機内食があまり好きでなく、自分で食べる物を持ち込むという人もいるようです。
特に朝食にあたる食事はまだ寝ている人が食べないことがあり、余りが出やすいのだそうです。
機内食は余った分は廃棄になるので、捨ててしまうよりは食べてもらった方がCAさんもありがたいですよね。
必ずもらえる保証はありませんが、もし「おかわりを欲しい」と思ったら、思い切ってお願いしてみてください。
運が良ければ最初に食べた種類とは別の種類が食べられたりして、両方の機内食が堪能できた!なんてこともあるかもしれません!!
お願いするときのポイントとして
- 「もし余りが出るようでしたら~」という一言を加えてお願いしてみる
- 全員に配り終えてからCAさんにそうっとお願いしてみる
といったことを心掛けて、ぜひ挑戦してみてください。
でももちろん断られることもあります。それにおかわりできたとしてもまだ足りないという人もいると思います。
その場合空腹を満たすためには他にどんな方法があるのかについて、次に見ていきましょう。
機内食では足りないとき
フライト中は気圧の変化で胃が膨張し、いつもより多く食べられるのだそうです。そのため機内食だけでは物足りないと感じる人が多いかもしれません。
長時間狭いところで座って過ごさなけらばならない飛行機の旅はただでさえストレスが溜まりやすいのに、空腹を我慢するのは益々イライラしてしまいますよね。
その場合次のような対処法があります。
CAさんに何か食べるものをもらえないか聞いてみる
機内食では足りずにどうしてもお腹がすいてしまったら、CAさんに何か食べ物がないか聞いてみるといいです。
CAさんはサービスのプロなのできっと何か持ってきてくれます。でも忙しくないときに声をかけるようにしてください。
ギャレーに行ってみる
「ギャレー」というCAさんが作業するキッチンのような場所があります。
そこには
- ポテトチップス
- チョコレート
- おせんべい
- バナナ
- ジュース
などスナック菓子や飲み物が用意されていて自由にもらうことができます。
CAさんが機内食などの準備をしていたり、カーテンが閉まっているときは避けた方がいいですが、それ以外のときは自分で行って好きなものをもらってくることができます。
但し行くのが遅いと無くなってしまっていることもあるようです。
自分で食べたいものを持ちこむ
自分は機内食では足りないかもしれないと前もってわかっていたら、何か食べたいもの持ち込むという方法があります。
それに機内食は食中毒を防ぐために添加物が多く、カロリーは高くて味付けが濃い目ということなので、敢えて機内食を食べないという人もいるようです。
パンやおにぎり、チョコレートやナッツなど自分のお気に入りのものを事前に買って持ち込んでおけば、小腹がすいたらすぐ食べることができます。
ただ航空会社によっては持ち込めても機内で食べるのはダメとか、渡航先には持ち込めないなどの決まりがあるので、必ず事前に確認した方がいいです。
それに持ち込んだものはなるべく機内で全部食べてしまうようにして、残ったら捨ててしまった方がいいです。
カップラーメンは持ち込むのに良さそうですが、においが強烈で周りの人に迷惑だったり、残ったスープの処理が面倒だったりするので不向きなようです。
では次に飲み物はおかわりは自由にできるのでしょうか。
飲み物はおかわりできる?
アルコールは有料の航空会社もあったり、また無料でも泥酔するようなことのないようにある程度で制限されることがあるようです。
ですがソフトドリンクについては飲み放題で提供されることが多いです。
上空はとても湿度が低くなるので、地上にいるときよりも体は水分が不足してしまいがちです。のどが乾いたら我慢せずに何か飲み物をお願いし水分は十分とるようにしましょう。
コーヒーなどのカフェイン飲料は利尿作用があり体の水分を逆に奪ってしまうので、なるべくなら水をこまめにとるようにしましょう。
もしペットボトルの水を配布されたら、飲み終わってもペットボトルは捨てずにギャレーで水を補充しておくと便利です。
お腹がすいたりのどが渇いたりしても、機内ではCAさんがいろいろ対応してくれるので安心ですね。
でも中にはなかなかCAさんに声をかけるのが苦手という人もいたり、特に日本人は周りを気にして我慢してしまうという人もいたりしますよね。
そんなときの対策を次にあげてみました。
CAさんに声をかけにくいという人は
おかわりをお願いしたいけど、なかなかタイミングがつかめなかったり、周りの目を気にしてお願いしにくいという人もいるかもしれません。
そういう人は座席を通路側を選ぶといいですよ。
通路側ならCAさんが通った時に声をかけたり、周りの人に聞かれずに何かをお願いしやすいです。(でもおかわりが来たら、結局周りにわかってしまうのですが…)
それに通路側はトイレやギャレーに行くときにも周りの人に気を遣うことなく自由に行けます。
但し窓側や真ん中の人が席を立つときに自分も立って通らしてあげなければいけないので、寝ているところを起こされるという可能性もあることは考慮しなければなりません。
まとめ
機内食は原則としておかわりはできないのですが、余っている場合はもらえることがあります。
もしどうしても足りずにお腹がすいてしまったら、我慢しているよりは思い切ってお願いしてみるといいです。
でもダメな場合もありますので、その場合はCAさんが別のものを持ってきてくれたり、自分でギャレーにスナックなどをもらいに行くという方法もあります。
また搭乗前に何か食べたいものを買って持ち込むという人もいます。
長時間の空の旅は、狭い座席でストレスを感じることも多いかもしれません。そんな時に更に空腹に耐えるのは辛いことです。
お腹をしっかり満足させて快適な旅を楽しみたいですね。