片足立ちは目を閉じるとふらくのはなぜ?立っていられるようになりたい!

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片足立ちって目を開けたままなら立っていられても、目を閉じるととたんにふらついて立っているのが難しくなります。

片足立ちって短時間でも効果的な運動なんで、運動不足を少しでも解消しようと始めてみました。

でも本当に不思議なくらい目を閉じるとふらついて立っていられないんですよね!

どうして目を閉じるとこんなにも片足立ちはふらつくのでしょうか。

それにどうしたら長く立っていられるのか調べて試してみました。

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目を閉じて行う片足立ちはなぜふらつくか?

視覚情報がなくなるため

平衡感覚を正常に機能するために、

  • 視覚による情報
  • 耳の奥にある三半規管からの情報
  • メカノレセプター(感覚のセンサー)の機能

の3つが必要になります。

そしてその情報が脳に伝わり体のバランスを保っています。

なので1つでも欠けてしまうと、バランスをうまく取れなくなってしまうのです。

目を閉じると視覚の情報がなくなってしまい、体のバランスをとることが難くなるというわけ

です。

特に体にある感覚器官のなかで視覚からの情報は80%も占めています。

私たちは普段からそれだけ目からの情報に頼っているってことですね。

目を閉じて行う片足立ちのコツ

片足立ちを目を閉じて行うと、ふらついてなかなかうまくできない人が多いでしょう。

ですが中には平気で何分も立っていられる人がいます。

そのコツはイメージが大切なようです。

目を閉じた時のイメージの方法としていくつか例をあげてみます。

  • 遠くの方に木などの目標物を思い浮かべて、そこを見つめるイメージ
  • 自分の頭が天から紐で引っ張られているイメージ
  • 自分がコマややじろべいになったイメージ

などを思い浮かべるとうまくいきやすいようです。

自分のイメージしやすい方法でやってみてください。

因みに私は、天から頭を引っ張られているイメージの方が長く立っていられました。

それでも最初はやはりふらつき、なかなかうまくいかないと思います。

毎日少しづつでも続けてみましょう。

コツコツ続けていくことが、もう1つのコツです。

訓練することで、徐々に長くできるようになります。

最初は10秒もできなかったのが、10分もできるようになったという人もいます。

諦めずに続けることが大事ですね。

私もまだ始めたばかりです。

フラフラしながらもどちらの足でも30秒ぐらいできるようになりました。

目を閉じて行う片足立ちの注意点

目を閉じて行うので、障害物などは片付けてから行いましょう。

そして転ばないように注意をし、無理をしないことです。

片足立ちが目を開けていてもふらつくようでしたら、安定してできるようになってから、

目を閉じて挑戦してみるといいです。

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目を閉じて行う片足立ちのメリット

メカノレセプターの機能向上

足裏には「メカノレセプター」という平衡感覚のセンサーが多く存在しています。

これは体のあちこちにあり、特に関節にも多く存在しています。

高齢者が転びやすいのは、筋力低下のせいだけでなく、この「メカノレセプター」の機能が低

下しているせいでもあります。

「メカノレセプター」の機能が低下していると、目を閉じての片足立ちは長くできません。

ですが毎日の訓練で長く立っていられるようになります。

と同時に「メカノレセプター」も刺激され、機能が向上しバランス感覚もよくなります。

平らなところでも転びやすい人は、転倒防止効果が期待できます。

三半規管の機能を鍛える

メカノレセプター同様「三半規管」もまたバランス感覚を正常に保つためにとても重要です。

目を閉じて行う片足立ちは三半規管と小脳を鍛え、脳のトレーニングにもなります。

小脳も体のバランス感覚に深く関わっているからです。

ダイエットに効果的

片足立ちは両足で立っているときに比べ、3倍近い負荷が太ももの付け根にかかっています。

なので左右とも片足立ちを1分づつ行うだけで、50分くらいのウオーキングの運動量に匹敵

するのだそうです。

片足立ちはいつでも時間があまりなくてもできます。

また広いスペースも必要ありません。

忙しい人でも取り入れやすく、短時間で効果的なダイエットとしても最適です。

そして目を閉じて行うことで、同時にバランス感覚も鍛えることができます。

まさに一石二鳥の健康法です。

リフレッシュ効果

目を閉じて行う片足立ちは、集中力をとても必要とします。

脳は一度に2つのことに集中できないのだそうです。

そのため心の中がマイナスの思いでいっぱいでも、脳はバランスをとることの方に集中しま

す。

心の重たい思いをしばし忘れ、気持ちをリフレッシュさせてくれます。

まとめ

体のバランス感覚は、

  • 視覚からの情報
  • 三半規管からの情報
  • メカノレセプターのセンサー機能

が必要です。

そのため目を閉じて行う片足立ちは、視覚の情報が遮断され、バランスをとるのが難しくなる

ことがわかりました。

ですがイメージと毎日の訓練でバランスを保って長く立っていられるようになります。

また目を閉じて行う片足立ちには

  • メカノレセプターを鍛えられる
  • 三半規管、小脳のトレーニングになる
  • ダイエットとして効果的
  • リフレッシュ効果がある

などのメリットがあることがわかりました。

簡単にできる目を閉じて行う片足立ちが、いろいろな効果があることがわかったので、

これは是非日課として続けていきたいと思いました。

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