乾燥するこの季節になると、静電気が起きやすくなりますよね。
私も車に乗るときドアに触るたびに「バチッ」とくるので、ドアを開けるときいつもビクビクしてしまいますね。
でもこの静電気、全然起きない人や気にするほどではない人もいて、人によって違うんですね。
静電気が起きる人は上手に放電できずに、体に電気がたまった状態のようです。
だとしたら静電気がたまってしまうという人はいったいどんな人なのしょうか。
今回静電気がたまってしまう3つのタイプについてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
Contents
静電気がたまりやすい人の3つのタイプ
静電気は物同士が摩擦などによって力が加わると、不安定なマイナスの電気がはがれてプラスの電気だけが残ってしまうことで発生します。
このプラスの電気が多い状態で金属などに触れると、一気にマイナスの電気が移動してきて「バチッ」となってしまうのです。
では静電気がたまりやすい人がどういう人か3つのタイプについて解説していきますね。
肌や髪の毛が乾燥している人
肌や髪が潤っている人は、肌や髪に含まれる水分を伝って体内にたまった静電気は空気中に自然に放電されます。
ですが乾燥しているとうまく放電できずに体にたまったままになってしまいます。
その状態で金属などに触れると「バチッ」となるわけです。
血液がドロドロして流れが悪い人
体は健康な状態だと皮膚表面は弱酸性で、体内はアルカリ性になっています。
体内がアルカリ性だと血液はサラサラ流れるので、マイナスイオンを作ることができます。
これがストレスや不規則な生活が原因で、体内が酸性に傾いてしまうと血液はドロドロ状態になってしまいます。
このときマイナスイオンが作られず不足してしまい、プラスの電気が増え静電気がたまりやすい体になってしまうのだそうです。
血液がドロドロ状態の可能性のある人には
- 肩コリ
- 腰痛
- 冷え性
- 貧血
- 肌荒れ
などの症状を抱えていることが多いです。
またドロドロ血液になりやすい生活習慣としては
- 脂っこいものが好き
- 野菜をあまり摂らない
- 水分をあまりとらない
- タバコを多く吸う
- アルコールをよく飲む
- 睡眠不足
- 運動不足
- ストレスを感じることが多い
などが上げられます。
二日酔いで体調が悪い時いつもより静電気を感じました。
静電気って体の状態と何か関係あるのかなぁと思ってましたが、やっぱりアルコールが原因で血液ドロドロ状態になっていたのですね(苦笑)
帯電しやすい衣類を着ている人
静電気を起こしやすい衣類の特徴として
- 起毛のある繊維は摩擦で静電気が起きやすい
- 合成繊維(ナイロン、ポリエステル、アクリルなど)は天然繊維(木綿、絹、麻など)に比べ電気を帯びやすい
ことがあげられます。
ですが衣類の素材はプラスの電気を帯びやすいものと、マイナスの電気をに帯びやすいものがあり、組み合わせによって静電気が発生しやすくなったり発生を抑えることができたりします。
プラスの電気を帯びやすい ・・・ ナイロン 、ウール 、 レーヨン
中間 ・・・ 木綿、麻、皮、絹
マイナスの電気を帯びやすい ・・・ アクリル 、 ポリエステル 、アセテート
これを踏まえて
- プラスを帯びやすい素材とマイナスを帯びやすい素材を組み合わせると、静電気が発生しやすくなる
- プラスの物同士やマイナスの物同士で組み合わせると静電気が発生しにくくなる
- 中間の木綿や麻はどちらにも帯電しにくく組み合わせに加えると静電気の発生を抑える
これを知っておくと重ね着をするときの参考になりますね。
では次に静電気をためないなめに取り入れていきたい事についてみていきましょう。
静電気をためないためにできる事
静電気がたまらない体になるために、今すぐ効果を期待できる事と、日々の生活に取り入れていきたい事をまとめてみました。
すぐ効果が期待できる事
静電気が気になったらすぐにできる4つの対策法をあげてみました。実践してみてくださいね。
水分をこまめにとる
冬の寒い時期は汗をかかないため、水分補給を忘れてしまいがちです。ですが空気が乾いているため知らず知らず皮膚表面から体の水分は蒸発していて不足しがちです。
水分が不足すると「血液ドロドロ」状態の原因になり、静電気がたまりやすくなってしまいます。
水分補給は1日を通してこまめに行うことが必要です。朝起きてまず一杯飲んだり食事以外の時にも意識してとっていきましょう。
寒い冬の水分補給には「白湯」がおすすめです。冷たい水だと体が冷えてしまったり、カフェインを含むコーヒーや緑茶などは利尿作用があるため飲んでも排泄されてしまいます。
ゲルマニウム入りの温泉水で静電気が起こらなくなったという人もいるそうです。興味のある方は試してみてください。
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着る服の素材に気をつける
先ほども書いたように、静電気がたまりにくい組み合わせや素材を取り入れていきましょう。
ハンドクリームで手の潤いを保つ
乾燥肌の人はハンドクリームで手の潤いを補ってあげると、静電気防止につながります。
私はとても乾燥肌なのですがあまりクリームとかでお手入れをしていませんでした。
ですが今年は仕事の都合もあり、ハンドクリームをこまめに塗るようにしていたところ、去年に比べて静電気をあまり感じなくなりました!
まさかハンドクリームで効果が出るとは思いもしませんでしたね!!
静電気防止グッズを使う
怖い静電気予防に防止グッズを使うのも1つの方法です。
キーホルダータイプの物や可愛いブレスレットタイプの物もあり、常に携帯しておくと安心ですね。
楽天市場では様々な静電気防止グッズの商品が取り揃えられています。気に入ったものを見つけて携帯していれば、もう静電気にビクビクしなくて済みますね。
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静電気体質を変えるために行いたい事
たまった静電気を上手に自然放電できる体になるために、継続して行っていきたい事もまとめてみました。
食生活を見直してみる
普段の食生活が脂っこいものが多く、野菜がなかなかとれていないなどバランスが悪いと、血液は酸性に傾きドロドロ状態になり、静電気がたまりやすくなってしまいます。
また静電気が発生すると体内からカルシウムなどのミネラルやビタミンCがわずかですが流出していしまうのだそうです。
なのでミネラルやビタミンCが不足しがちになりますので、意識してとるようにしましょう。
おすすめの食品は
- 野菜
- ナッツ類
- 海藻類
- 納豆など大豆製品
- 芋類
などです。またナッツ(アーモンドはアルカリ性)以外は血液に良いと言われるアルカリ性食品でもあるので、バランスよく取り入れていきましょう。
ふくらはぎを動かす運動をする
筋力の低下は血液の流れを悪くする原因です。特にふくらはぎは第二の心臓とも言われ、下半身にたまってしまいがちな血液を戻す働きを担っています。
血液は重力の影響で約70%が下半身に集まるといわれているのだそうです。ふくらはぎはその血液を重力に逆らって戻してくれている大切な筋肉です。
このふくらはぎを良く動かすことで血管が鍛えられ、ドロドロ状態の血液も改善されることにつながるのだそうです。
ふくらはぎがしっかり働けるよう鍛えていくことが大切ですね。
ストレスをためないようにする
ストレスは血液ドロドロの原因になってしまいます。
ストレスをため過ぎないよう心掛けたり、自分に合ったストレス解消法を見つけて気分転換をはかったり、心身ともにリラックスできる時間を持ちましょう。
まとめ
静電気がたまりやすい人には3つのタイプがあります。
それは
- 肌や髪の毛が乾燥している人
- 血液がドロドロして流れが悪い人
- 帯電しやすい衣類を着ている人
です。
そして静電気をためないために
- 水分をこまめにとる
- 着る服の素材に気をつける
- ハンドクリームで手の潤いを保つ
- 静電気防止グッズを使う
はすぐにでも取り入れることができます。
その他に日々行いたい事として
- 食生活を見直してみる
- ふくらはぎを動かす運動をする
- ストレスをためないようにする
が上げられます。
できる事をひとつでも取り入れて、静電気とは無縁になることを目指しましょう。