爪の根元のほうにある白い部分を『爪半月』といいます。読み方は「そうはんげつ」と読みます。
この爪半月はよく健康バロメーターになると聞くことがありますよね。
この爪半月が私の場合、右手は親指、人差し指、中指に、左手は親指にしかありません。
私の姉は全部の指に爪半月がきれいにありました。それが小さい頃はとてもうらやましいと思っていました。
この爪半月は健康のバロメーターだという話を私も聞いていたので、自分は不健康なんだと思っていました。
では、本当のところ健康のバロメーターなのでしょうか?
そこで今回この爪半月のある理由についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
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爪半月がある理由
爪は『爪母』(そうぼ)という爪の根元を包み込んでいるところで作られ、爪半月はまだできたての爪のことをいいます。
この部分が白く見える理由は、水分を多く含んでいるからです。
この爪半月が見える人と見えない人がいるのは、爪の伸びる早さや、指先をよく使うかなどの理由によるといいます。
つまり爪は、
- 伸びるのが早いほうが、爪半月は大きくなる
- 指先をよく使うと爪の表面の甘皮が剥がれ、爪半月が出現する
という具合です。
見えないからといって、爪半月が無いわけではありません。甘皮の下に隠れているだけです。
また見えていた爪半月が見えなくなるということもあります。これは年齢とともに新陳代謝が下がり、爪半月の大きさも小さくなっていくからのようです。
爪の伸びる速さはそれぞれ個人差があり、また年齢とともに体の新陳代謝が落ちていくことは自然なことなので、爪半月が見える見えないは、必ずしも健康のバロメーターとはいえません。
自分の爪をよく見てみると…
私の爪半月は右手は親指、人差し指、そして中指に、左手は親指にだけあると最初に書きました。
そこで、右手と左手の人差し指と中指を比べてみました。右手は爪半月が見えていて、左手は見えていません。
するとわかったことは、左手の爪に比べて右手の爪のほうが大きく露出していました。
人差し指と中指それぞれをを並べてみると、左手の爪は右手の爪半月のあたりまで甘皮で覆われているのです。
なるほど、指先をよく使うほうが爪半月が出現するって、こうゆうことなんだな、と実感しました。
実際、右利きなので右手の親指、人差し指、中指は特によく使う3本です。
もしあなたもどちらかの手しか爪半月がない指があるとしたら、両手を比べてみてください。
きっと爪半月がないと思っていた指は、甘皮で隠れて見えないだけかもしれません。
まとめ
爪半月は出来立ての爪、つまり爪の赤ちゃんてことなんですね。
この爪半月の大きさの違いや、見えていない理由は、
- 伸びるのが早いほうが、爪半月は大きくなる
- 指先をよく使うと爪の表面の甘皮が剥がれ、爪半月が出現する
ということで、必ずしも健康状態を表しているわけではないということです。
ですが、爪全体の状態は体調を知るヒントになることがあるようです。
自分の体の状態と合わせて、爪の状態を時々チェックしてみるといいですね。