思春期に入り自分の体の変化に色々戸惑う時期ですが、そんな時、娘に生理がきたら親としてはどういった対応を、すべきなのでしょうか?
私の娘は今現在、小学校6年生です。
そんな我が家の娘のお話も含めて、娘に生理が来た時の親の対応のお話と、娘の生理の時にお祝いはすべきなのかというお話をしていきます。
Contents
娘が生理になった!母親としての対応と父親への報告、そして対応の仕方
私の娘は先ほどにも言いましたが小学校の6年生です。
最近の子は生理が早く我が家の娘は本当につい最近だったのですが、早い子で小学校3年生から生理になる子もいると聞きました。
私自身のお話で言うと、約20年も前の話ですが、当時は中学生になっても、まだ生理が来ていないという子もいるくらいでした。
今の時代では小学校6年生になってから生理になった娘は、周りから心配されるほどに遅い分類でした。
母親としてどう対応する?
私自身は、生理は遅ければ遅い方がいいと思っていたので、そこまで焦る必要はないと思っていました。ですが、取り残された感覚の娘は、まだ生理が来ないと焦っていました。
でも下腹部が痛むなど予兆的なことは始まっていたために、
娘には
・生理が来るとどうなるか(性的なお話)
・生理ナプキンを付ける練習
・生理ナプキンの捨て方などのエチケット
・ショーツが汚れてしまった時の対処法
などを話しておきました。
そして、ある朝娘は寝起きのトイレに行きました。
そこで娘は、
「お母さーん!早く来て!パンツがー!血がついてる!血がー!」と私が引いてしまうくらいの動揺でした。
娘があれほどまでに待ちわびた生理がやってきたのに、いざ娘は生理が始まったことへの驚きが隠しきれない様子でした。
そこで私は、
「生理が来たことはあなたの体が大人になったことですよ。」
「おめでたいことなんだけど、誕生日とかのおめでたいこととは違うから、
家族だけでお祝いをしようね。」
こう伝えました。
そして改めて、生理用ショーツに履き替えるということと、
生理用ナプキンのつけ方を教えました。
いざ生理になると娘は動揺していましたので、ある日突然生理になると、自分の体が病気にでもなってしまったのではないかと心配するかと思います。
子供って少量の血でも大けがのように感じますから、生理の血を初めて見たときは、本当に驚きを隠しきれないはずです。
あなた自身は自分が初めて生理になった時の驚きをもう忘れていると思います。生理とは何十年も付き合い、毎月来ることが当たり前になっています。
そのことから、自分の娘の生理のことを安易に考えてしまいがちです。
まずはしっかりと自分の娘を安心させてあげることです。
あなたは当たり前のように生理が来ていますが、あなたの娘さんは初めての生理です。
もし、お母さんの方から娘さんについてお話をされるまでに、娘さんに生理が来てしまったら、それこそしっかりと安心させてあげます。
まずは
・生理は病気ではないということ
・大人の体になったということ(子供ができる体になったということ)
・これから先、生理のほかにも体がたくさん変化していくこと
これらを話すことで、まず自分の体から大量の出血をしたことへの不安と恐怖心は、取り除かれます。
娘さんからいろいろと質問をされるかもしれませんが、面倒くさがらずに、デリケートなお話なので納得がいくまで答えを出してあげてください。
女の子は学校で生理についての情報交換もしています。
間違った情報が広まらないように、きちんと教えてあげてくださいね。
お父さんはどう対応したらいい?
お母さんからは同じ女性としてしっかりと伝えてあげますが、異性としてお父さんははどう対応すればよいのでしょうか?
私の場合は、やはりデリケートなお話なので、娘も恥ずかしいと思いましたので、夫には娘が生理になったことを娘がいないところでお話ししました。
中には自分からお父さんに自分が生理になったと伝えられる娘さんもいます。
そんなときは、
「そうか、大人になったんだね。おめでとう」
こんな一言で十分です。
あえて、お父さんから今後の体の仕組みなどをお話しなくても大丈夫です。
娘さんのことはお母さんに、息子さんのことはお父さんに、という感覚で、同性が話される方がお子さんも安心できます。
お父さんが恥ずかしがって、
「だから何だよ!そんなこといちいち伝えてこなくていい!」といった冷たい態度に出ることはやめましょうね。
自分にもデリケートな時期はあったはずです。
きっとそんなことは忘れて知っていると思うので、お母さんの方から、しっかりとお父さんに自分の娘の報告には優しく接するように伝えてください。
娘が生理になったらお祝いはする?昔は赤飯だったけど今も?
昔は女の子が初めて生理になったとき、赤飯でお祝いをするという習慣がありました。今でも自分の娘が初めて生理になったときは、お祝いをする家庭は多いです。
しかし、昔のように赤飯に限らず、ケーキなどでお祝いする家庭が増えてきています。
ケーキと言っても誕生日みたいな豪華なのではなく、ちょっとしたロールケーキのような簡単なケーキでお祝いをします。
娘さんの大好物でもいいですね。
あくまで、誕生日のように豪華にする必要はありませんので、ちょっとしたお祝い事という感じで、小さいケーキや赤飯などでお祝いしてあげましょう。
ちなみに私は赤飯でお祝いをしました。
なぜ赤阪なのかというと、幼児の男の子が何人かいるので、ケーキだと、誕生日と勘違いし、「なになに!?」となってしまいそうだったので、
娘と両親だけが理解したお祝いをしました。
何度も言いますがデリケートな問題なので、あまり触れてほしくないという子もいます。
あまりに大げさにすることなく、ちょっとしたお祝いをしましょう。
まとめ
自分の娘が生理になったとき、娘さんは動揺を隠しきれないはずです。
お母さんの役目はまずは恐怖心、不安を和らげてあげることです。
そして大人になったことへのおめでたい気持ちを伝えます。
子供ができる体になったことをしっかりと伝えて、今後について一緒に考えます。
お父さんへの報告はお母さんから伝える形で大丈夫です。
娘さんから直接報告されたときは恥ずかしがらず、きちんとお祝いの言葉を言います。本人にとっては非常にデリケートな問題なので、優しく接してあげましょう。