高血圧に塩分が良くないのはなぜ?

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私の母は高血圧の症状があります。そういえば祖父も高血圧でした。

どうも高血圧の家系なので、私ももしかしたら高血圧の症状が出てくるかもしれません。

「高血圧」って言葉はよく聞くけれど、仕組みとかどんな危険があるのかあまり知識がありません。

この際高血圧についてよく勉強して、今から対策して備えたいと思います。

そこで今回高血圧についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。

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高血圧は動脈硬化を招く!

まず血圧とは、血液が動脈を通るとき血管の壁にかかる圧力のことです。

最高血圧は、心臓が血液を全身に押し出すときの圧力です。

最低血圧は、心臓が押し出した血液を今度は戻すときの圧力です。

この圧力が高すぎると、血管にたくさんの負担がかかり、それに耐えるため血管の壁は厚くなります。

すると、血管の内部は狭くなり、血液が通るとき、血管の壁にますます圧力がかかり、更に壁は厚くて硬くなってゆきます。

これが『動脈硬化』といいます。

狭くて硬い血管を血液が通るとき、血管の壁は傷つきやすくなります。

傷ついてしまったところから、血液中の脂肪分がしみ込み、血管の壁は変質し、さらに動脈硬化は進んでしまいます。

動脈硬化が進むと、血液の流れが悪くなり、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気を引き起こす原因になります

高血圧に塩分がなぜ良くない3っつの理由

高血圧になると塩分を減らすようにいわれますが、なぜ塩分を控えなければならないのでしょうか。。

  1. 塩分の中の成分のナトリウムを一定の濃度に保つ作用

    血液中のナトリウムは増えすぎても、少なすぎても良くありません。
    体には一定の濃度に保つ作用があります。
    上がってしまったナトリウム濃度を下げるため、血液中に水分が増えてしまいます。
    すると血管内に血液量は増え、血管を圧迫し、血圧は高くなります。

  2. 心臓がいつもより強く血液を押し出す

    多くなった血液を送り出すため、心臓はいつも以上に強い力で血液を押し出さなければなりません。
    するとやはり、血圧が上がる原因となります。

  3. ナトリウムによる筋肉収縮作用

    ナトリウムには筋肉を収縮させる作用があります。
    筋肉が収縮すると、血管も圧迫されます。
    血管自体も筋肉でできているので、ナトリウムは血管の筋肉も収縮して、血管の壁は硬くります。
    更にナトリウムは交感神経を刺激して、血管を収縮させます。

このように、ナトリウムは高血圧の原因となる要素をたくさんっています。

減塩してもほとんど効果のない高血圧の人もいます。

しかし、世界中には、塩分をほとんど摂らず、高血圧の人がほとんどいないという地域があるといいます。

塩分と高血圧はやはり深く関わっている証拠です。

そしてまた血圧に限らず、塩分の取り過ぎは、腎臓など他の臓器にも負担をかけてしまいます。

運動が効果的

高血圧には汗ばむ程度のきつすぎない有酸素運動がおすすめです。

またストレッチも体をリラックスさせます。

そして自律神経にに良い作用をもたらし、筋肉を柔らかくするので、高血圧に有効です。
ただ今まで運動の習慣がなかった人が、ジョギングなどを始める場合、注意点もあります。

最初はかかりつけのお医者さんの指導のもと始めらることをおすすめします。。

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