おまたにカイロを貼るというのは、デリケートな場所だけに心配になってしまいますよね。
でも低温やけどにならないように工夫して貼ることで、下から子宮やその周辺を温め、冷え性や生理痛などの緩和に効果を実感している人が増えています。
せっかく効果的な温活方法なので、どのように貼ったらいいか、自分に合ったやり方を見つけて、是非取り入れていきたいものです。
今回おまたカイロのやり方について、また低温やけどにならないための注意点についてもまとめてみました。
是非参考にしてみてくださいね。
Contents
おまたカイロの3つのやり方と注意点
おまたカイロというのは、とてもストレートなネーミングですね。
そのものずばりおまたにカイロを貼ることで下から子宮やその周辺を温め、冷えて働きが悪くなっている状態を改善しようという方法です。
デリケートな部分だけにどう貼ったらいいかわからなかったり、最初は勇気が出なかったりすると思います。
なのでどんな風におまたにカイロを貼ったらいいか、いくつか方法を知って、やりやすそうなやり方を実践してみましょう。
おまたカイロの3つやり方
おまたカイロのやり方は状況に合わせて、使い分けるとより効果的です。
その方法は
- ミニカイロを使う方法
- ホットパックや座布団に大きいサイズのカイロを貼る方法
- 玄米カイロや小豆カイロを使う方法
などがあります。
では詳しく見ていきましょう。
1.ミニカイロを使う方法
まずは最も定番のやり方は貼るミニカイロを使う方法です。
具体的に
- ショーツの内側にミニカイロを貼り付け、その上に布ナプキンを貼る
- ショーツの上に毛糸のパンツをはき、外側にミニカイロを貼り付け、カイロが落ちないように更にショーツを重ねてはく
- いらないハンカチタオルにカイロを貼ってくるみ、下着とズボンの間や下着とスパッツなどの間に落ちないように挟む
といった感じです。
熱すぎないよう調節しながら、いろいろ試してみるといいですね。
そして熱いと感じたら、すぐに取り外すことが必要です。
なのでこれらの方法はずっと座ってなければならないとか、寝ていて意識がないときなどはなかなか外せないため、低温やけどの危険性が高まりお勧めできません。
その場合は次に解説する方法を試してみてください。
因みに布ナプキンはこんな感じ↓のものです。これだけでも温かいのだそうです。
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価格は決して安くはないですが、体にも良く洗って何度も使えるので、長い目で見ると経済的ですよね。
これはお試しセットで、肌に合わなければ全額返金という保証付きなので、安心して使ってみることができますね。
2.ホットパックや座布団に大きいサイズのカイロを貼る方法
デスクワークなど座っている時間が長い場合、圧がかかった状態でおまたカイロを貼っておくのは低温やけどになりやすくなります。
そこで椅子に長く座っている人には
- ホットパックを座布団替わりに使う
- ホットパックを座布団の上に敷いて使う
- 大きいサイズのカイロを座布団に置いたり貼り付けて使う
という方法がお勧めです。
但しホットパックの場合は電子レンジがないと温められないので、ない場合はカイロを使う方法でやってみてください。
この方法なら、熱くなってきたらすぐに取り外すことができたり、冷えている場所が太ももの方だったら、少しずらして使うこともできます。
そして熱すぎたらタオルなどで調節も簡単にできます。
3.玄米カイロや小豆カイロを使う方法
玄米カイロや小豆カイロは湿熱といって玄米や小豆から出る蒸気の熱で、じんわりと温めてくれるカイロです。
このカイロは体の奥まで温めてくれるのが特徴です。
電子レンジで温めて使えるので、使い捨てと違って何度も使えるエコカイロです。最低でも1年ぐらいは使えて経済的です。
そしてこのカイロは温かい時間が20分~30分ぐらいと短時間なので、使い捨てカイロのように長時間熱さが持続しません。
これなら就寝時に温めたカイロをパジャマの上から股に挟むようにして、眠ってしまっても低温やけどの心配がないですね。
カイロの温度は電子レンジで温め過ぎないよう、最初は30秒ぐらいから試してみて、少しづつ長くして調度いい温かさを探ってみましょう。
もしそれでも熱すぎると感じたら、肩や首など他のところを温めるのに使い、調度よくなってきたらおまたに使えば無駄がないです。
実は私も玄米カイロを愛用していますが、カイロの熱が体の中にジワーっと入ってきてとても気持ちいいですよ!
玄米カイロについては、玄米カイロの効果とは?体の芯まで温めて冷え対策に最適!という記事を書いています。
玄米カイロは手作りもできるのですが、簡単に作り方も解説しています。
興味のある方はどうぞ読んでみてくださいね!
ではおさらいになりますが、おまたカイロを使う時の注意点や、デメリットについても見ていきましょう。
おまたカイロを貼るときの注意点、デメリットは?
おまたはとてもデリケートな部分なので、くどいようですが、やはり低温やけどには十分注意しなければなりません。
そのためには
- 座りっぱなしのときには使わない
- 長時間使用しない
- 熱いと思ったらすぐに外す
- 使ったまま寝ない
ということが大事です。
この注意点は主に使い捨てカイロを使った場合ですが、ホットパックや玄米カイロなども熱いと思ったら、すぐに外すことが必要です。
実際におまたカイロで股のところが低温やけどをしてしまい、医療機関を受診したという人もいるので、念には念を入れて気をつけていきましょう。
またデメリットとしては、使い捨てカイロの場合、何度も使える玄米カイロや小豆カイロなどに比べて、その都度使い捨ててしまうというところが不経済な点です。
玄米カイロや小豆カイロの場合は
- 一度使ったら4時間ぐらいあけること(中の玄米や小豆が乾燥しすぎると発火することがあるため)
- 夏など使わないときは、カビや虫がつくことがあり、冷蔵庫で保存、または長期保存の場合は冷凍保存をする
といった注意点があり、使い捨てカイロに比べると多少扱いにくいと感じるかもしれません。
このような点に注意しながら、自分のやりやすいおまたカイロの方法を見つけてみてくださいね。
それでは最後にどのような人に効果的か見ていきましょう。
おまたカイロはどんな人におすすめ?
おまたカイロは子宮やその周辺を温めることで、冷えて血液循環が滞っていたり、働きがわるくなっていた子宮や腸などを元気にしてくれます。
その結果として様々な効果が期待できます。
例えば
- 冷え性の人
- 生理痛の辛い人
- 生理前のイライラがある人
- 便秘の人
- 朝スッキリ起きれない人
- よく眠れない人
- 妊活中の人
などに効果を実感してる人が多いようです。
子宮を温めることは、子宮の機能が回復しホルモンバランスが整うため、生理痛の辛さや生理前のイライラなどに効果的です。
また腸にも良い刺激となり、冷えて鈍くなっていた蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発になり、便秘解消にも効果を発揮してくれます。
そして下腹部を温めることで全身の血流が良くなり、自律神経の働きが整い、よく眠れない、スッキリ起きれないとか、体がだるい、やる気が出ない人などにも効果的です。
さらに体を温めることで新陳代謝が上がるので、脂肪が燃えやすくなり、ダイエットしている人にもおまたカイロはお勧めです。
ツイッターにも効果を実感している人の声がたくさんのっていました!
おまたカイロ!?なにそれ!?って思ってたけどやってみると生理痛に効く効く
お腹に貼るより全然効く
鼠蹊リンパ部もあっためられてリンパの流れも良くなる気になる— こじらせ (@twinkletwin7777) 2018年3月29日
そして妊活中の人にはとにかくお勧めです!
子宮を温めることは、子宮の状態が良くなり、妊娠しやすい体になっていきます。
しっかり温めて赤ちゃんのやってきやすい状態に整えてあげましょう!
まとめ
おまたカイロの定番のやり方は、使い捨ての貼るミニカイロを使った方法です。
具体的に
- ショーツの内側にミニカイロを貼り付け、その上から布ナプキンを貼り付ける
- ショーツの上に毛糸のパンツをはき、外側にミニカイロを貼り付け、カイロが落ちないように更にショーツを重ねてはく
- いらないハンカチタオルにカイロを貼ってくるみ、下着とズボンの間や下着とスパッツなどの間に落ちないように挟む
などといったやり方があります。
その他ミニカイロ以外を使う方法で
- ホットパックを使ったり、座布団に大きいサイズのカイロを貼る方法
- 玄米カイロや小豆カイロを使う方法
などもあり、寝ているときや長時間座ったままの状態など、貼るミニカイロを使わない方がいい場面にはこの方法がお勧めです。
そしてやはりデリケートな場所なので、低温やけどには十分注意しなければなりません。
取り扱いに注意して使えば、次のような症状のある人などに効果的です。
- 冷え性の人
- 生理痛の辛い人
- 生理前にイライラする人
- 便秘の人
- 朝スッキリ起きれない人
- よく眠れない人
- 妊活中の人
カイロを使って温めることで、子宮やその周りの内臓の機能が改善したり、全身の血流が良くなり、思わぬ効果を実感している人もいるようです。
私の場合は胃腸が弱いので、おまた以外にお腹の周辺を温めながら寝るのが日課です。
帰りが遅くなることが多く、寝る1時間前ぐらいに夕飯を食べるので、胃腸をいたわるためにもカイロは欠かせません。
おかげで朝食もしっかり食べれてます。もう手放せません!