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もったいない精神
日本人は昔から、「もったいない、もったいない」と物を大切にしてきました。
ですが、物が溢れる時代となって、もったいない精神は薄れてしまっているようです。
時代は移り変わっても、物を大事にするという気持ちは持ち続けたいものです。
『食品ロス』という言葉をご存知ですか?
日本では毎年2,800万トンもの食品の廃棄物があるといいます。
このうちまだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品が632万トンもあるそうです。
このまだ食べられるのに廃棄されてしまうのが、「食品ロス」といいます。
まだ食べられるのにゴミになってしまうなんて、ホントもったいないことです!
どうしたら食品ロスを減らせるか?
食品ロスは飲食店やスーパーなど食品関係のお店ばかりでなく、家庭からもたくさん出ています。
飲食店やスーパーなどから出る食品の廃棄物は、最近では、80%以上が肥料としてリサイクルされる取り組みがなされています。
それでもまだ300万トン以上ゴミとして捨てられてしまっています。
そして実は家庭から出る生ゴミも302万トンもあるそうです。
その内容は本来ゴミとして捨てられるものの他に、作りすぎで余ったもの、買いすぎなどで期限切れのものなどです。
また皮などを必要以上にむいてしまったことによる食品ロスが含まれます。
これらは本来ならゴミとして捨てられずに済むはずのものです。
この食品ロスは、少し意識すれば、捨てなくても済みそうなものばかりです。
例えば、作りすぎてしまって、食べ飽きたおかずは、リメイクするのはどうですか?
よくカレーはたくさん作りますよね。
毎日カレーでも平気という人もいますが、ちょっと手を加えて、違うものにリメイクしてみましょう。
例えば、カレーコロッケは定番ですね。
簡単にカレーうどん、そばにも良く合うようです。
後、麻婆豆腐もおすすめです。
煮物や肉じゃがは逆にカレーにすると、味がしっかりついていて美味しいです。
その他に、やっぱり定番のコロッケ、オムレツ、炊き込みご飯も簡単で美味しいです。
このように、リメイクすれば、飽きたおかずを捨てずに済んで、時間短縮でおかずが一品できて、家計にも優しいです。
実際、こういった食品ロスによる家計の無駄を計算したら、年間6万円にもなったという家庭もあるそうです。
これは大きいですよね!!
是非、これから出来ることやってみましょう。
リメイクの試みは良いことばかりです。
食材を新たに買うことなく、一品おかずが出来るのです。
ということは家計に優しいということです。
材料を切ったりする必要がなく味もついていて、時間短縮になります。
なおかつ新たなレシピが増えることにもなります。
そして美味しくできたら、家族も喜んで、一石何鳥にもなります!
実はおすすめとか言いながら、煮物のカレーぐらいしかやったことないです。
今度是非炊き込みご飯と麻婆豆腐は挑戦してみたいですね。
最後に、毎日いただく食べ物にもっと感謝の気持ちを持ちたいですね。
そして無駄にしないよう美味しくいただくことを、これからはもっと心がけたいです。