果物の追熟とは?完熟との違いについて

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スーパーで買った果物を家に帰って食べてみたら「あれ?なんだか固いし、あんまり甘くない…?」ってなったことありませんか?

もしかしたらその果物、「追熟」が必要だったのかも。

せっかく買った果物。美味しく食べるための「追熟」と「完熟」の違いについてご紹介します。

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果物の追熟とはどういうこと?完熟との違いは?

「お店で売られているのに食べ頃じゃないなんて!!」と思われるかもしれませんが、果物によっては「追熟」することによってより美味しく頂けるものや、完熟では市場に出せないものがあります。

そもそも「完熟」と「追熟」何が違うのでしょうか?言葉の意味としては以下のようになります。

完熟とは…果実または種子が完全に熟すること。

追熟とは…適期より早く収穫し、一定期間貯蔵して熟成させること。

完熟ならすぐに食べ頃なのにどうして追熟が必要な適期より早い収穫が行われてしまうのでしょうか?

それは産地から私たち消費者の手元に届くまでに時間がかかるからです。

完熟で収穫した果物は傷みが早くなります。傷むと変色が起こったり、味や食感も悪くなってしまいます。

もし、お店に並んでいる果物が変色してジュクジュク、食べても味や食感がイマイチ。なんて物ばかりだったら、果物を買うのは控えてしまいますよね。

そんなことにならない為に、適期より早く収穫し追熟するという方法がとられています。

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追熟できる果物としない果物

追熟ができる果物とそうでない果物。まずはこの違いから説明したいと思います。

果物は熟成過程で「エチレンガス」が出ます。このエチレンガスにより果物の熟成が促されます。

果物によっては収穫後もエチレンガスを出すものと、収穫後はエチレンガスをほとんど出さなくなるものがあります。これが追熟できる果物としないの違いです。

  • 収穫後もエチレンガスを出すものを「クライマテリック型果実」
  • 収穫するとエチレンガスを出さなくなるものを「非クライマテリック型果実」

といいます。

つまり追熟できるのは「クライマテリック型果実」に当てはまるものということですね。

では、どの果物がどちらに当てはまるのか代表的なものをご紹介します。

「クライマテリック型果実」

購入後、追熟が必要です。食べ頃を見極めましょう。

バナナ、モモ、リンゴ、ナシ、メロン、マンゴー、パパイヤ、アンズ等

ただし、バナナに関しては輸送中にかなり追熟が進んでいることがほとんどです。お店で緑一色のバナナなんて見ないですよね。

「非クライマテリック型果実」

追熟よりも鮮度が命!購入後は早めに食べましょう。

柑橘類、ベリー類、パイナップル、イチジク、ブドウ等

よく食べる果物はどちらに当てはまっていたでしょうか?

私は以前、追熟が必要と知らず「果物は新鮮なうちがいいだろう」と思い込み、買ったばかりの未熟な洋ナシをバリバリいわせながら食べました。どうりで硬かった訳です。

上手に追熟させる方法

追熟できる果物とそうでない果物がわかったので、次は「上手な追熟」についてご紹介します。

気を付けるのは以下の3つです

1、室温…15~20℃くらいが良いそうです

2、日当たり…直射日光は避けましょう

3、風通し…風通しの良い所に置きましょう。果物も呼吸をしています。

環境に注意して、食べ頃になったら美味しく頂きましょう。

もし追熟を急ぎたい!という場合は、リンゴ等のエチレンガスをよく放出する果物を一緒においておくことで追熟がより早くなります。

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上手な追熟で美味しい果物ライフを!

果物ってちょっと高いしなるべく失敗はしたくないですよね。でもここまで読んでいただいたあなたはもう大丈夫!追熟のコツをおさえて美味しく果物を食べましょう!

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