雑穀は離乳食に取り入れても大丈夫?成長に合わせ消化の良い小粒雑穀からがお勧め!

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最近では雑穀を食べる人が増えているようですが、雑穀は栄養が豊富なので、大人だけでなく赤ちゃんや小さいお子さんにも食べさせたいと思いますよね。

私も最近雑穀を白米に混ぜて食べるようになりましたが、栄養面だけでなく見た目も食感も良く、無くてはならない存在になりつつあります。

でも雑穀は消化が良くないものもあるので、赤ちゃんや小さいお子さんの胃に負担になってしまっては元も子もありません。

そこで雑穀は何歳ぐらいから食べさせても大丈夫なのか離乳食として与えることはできるのか、またどんな雑穀から始めたらいいかなどについてまとめてみました。

参考にしてみてください。

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雑穀は離乳食に取り入れても大丈夫?

雑穀は消化の良くないものが多く、離乳食として与えるのはやはり早すぎるようです。

赤ちゃんの消化器官はまだまだ未熟なため、大人のような消化能力がありません。そのため赤ちゃんの胃にはとても負担なってしまいます。

ですが雑穀にはいろいろな種類があるので、普通のご飯が食べられるようになってから、消化の良い雑穀から始めてみることをお勧めします。

では実際に雑穀米を子供さんの食事に取り入れるのは、何歳ぐらいからがいいのでしょうか?

例えば、家族が毎食雑穀を食べる家庭環境では、1歳ぐらいから少しずつご飯にまぜて食べ始める子もいれば、3歳過ぎてからや、6歳になってからというご家庭もあるようです。

小さいお子さんとはいえ、大人と同じように胃の弱い子もいれば胃がとても強い子もいると思います。

1歳半の便秘がちな子が、雑穀を食べるようになったら便秘が解消したという場合もあったり、2歳になって食べさせてみたら下痢をしてしまったということもあるそうです。

育児書によると、1歳7か月ぐらいが△マーク2歳ぐらいからは○マークということなので、これを1つの目安として、お子さんの様子を見ながら始めてみるといいのではないかと思います。

ネットで調べてみたところ、雑穀米では見つけることができなかったのですが、和光堂さんのホームページに玄米について、12か月~△になっていました。

参考までにどうぞ⇒WACODO和光堂「わこちゃんカフェ」

雑穀を与えるときの注意点としては、その子のウンチの様子を見ながら徐々に進めていき、もしアレルギー症状が出たり、下痢をしたらまだ早すぎるということになりますね。

では雑穀をお子さんに食べさせ始める場合、どのように始めたらいいのでしょうか?またどんな雑穀を選んだらいいのかについて、次に見ていきましょう。

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雑穀米はどのように取り入れたらいいか?

お子さんが雑穀を食べ始めるとき、普段食べている白米に少しずつ混ぜてあげますが、雑穀米はやわらかく炊いて、最初は更にすりつぶしてあげると消化の助けにもなります。

ご家族のご飯とお子さんのご飯を別々に作る手間を、お母さん達はいろいろ工夫されているんですね!

ツイッターに普通のご飯と雑穀米を一緒に炊く方法がのっていました!

この方法なら1度に2種類炊けて、水加減を調節すれば、雑穀だけやわらかく炊き上げることもできるんですね!

では実際どんな雑穀から始めたらいいのでしょうか。

おすすめの雑穀

雑穀は基本的に消化の良いものではありません。ですが中でも小粒のきび、ひえ、あわは皮をむいてあるので炊き上がりがやわらかく、お腹にも優しいのでお勧めです。

1回に入れる雑穀は1種類にして、アレルギーが出ないか下痢はしていないかお子さんの便の様子を観察しながら、進めていくと安心ですね。

きび、ひえ、あわの栄養について、白米と比べて食物繊維やミネラルが豊富に含まれているのを、下の図にまとめてみました。

食物繊維マグネシウム鉄  分カリウムカルシウム
きび約3倍約4倍約3倍約2倍約2倍
ひえ約8倍約5倍約2倍約3倍
あわ約7倍約5倍約6倍約3倍約3倍

こんなに栄養価の高い雑穀米は、大事なお子さんに食べさせたくなりますよね!

雑穀はできれば国産のものを選んだほうが安心です。楽天市場にもいくつか種類がありました。

参考までにどうぞ。↓

そしてきび、ひえ、あわどれも食べれるようになったら、この3つがブレンドされた雑穀米を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

3つがブレンドされている雑穀でお勧めなのが、美穀小町さん「にっこりブレンド」です。

この「にっこりブレンド」きび、ひえ、あわの3種類のみをブレンドしてあるため、消化がよく、小さなお子さんからご年配の方まで幅広くお勧めです。

美穀小町さんの雑穀は厳選された国産のもののみ使われているうえ、農家さんたちにより愛情たっぷりに育てられていて、とても信頼できる雑穀です。

保育園でも取り入れられているということなので、これならお母さんも安心して利用できますね!

美穀小町さんのHPはこちらからどうぞ⇒「にっこりぶれんど」

では最後に雑穀を取り入れるときの注意点について、繰り返しになってしまうところもありますが、もう一度触れてみたいと思います。

雑穀を取り入れる時の注意点

雑穀米を取り入れるとき、まずは

  • 消化の良い単品

から始めましょう。

よくあるブレンドのものを使うと、消化の良くない雑穀がたくさん混ざっています。

例えば黒米や赤米は玄米と同じく消化があまり良くなく、また高きびや麦も粒が大きく消化が良くないということです。

そしてお子さんの様子を見ながら、

  • アレルギー症状が出ないか
  • 下痢をしていないかなどウンチの状態を観察

しながら進めてみてください。

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まとめ

雑穀を離乳食に取り入れられるかどうか調べてみましたが、やはり雑穀は消化が悪く、離乳食に取り入れるには早すぎるものが多いようです。

白米が食べれるようになってから1歳7か月から2歳を目安に、やわらかく炊いた雑穀をすりつぶすなどして、少しずつ混ぜて始めていくといいようです。

その子の成長に合わせて、早く始める子もいれば、3歳過ぎてからとか、6歳過ぎてからなど、始める年齢は様々なようです。

そしてお勧めの雑穀は小粒で消化の良いきび、ひえ、あわです。

アレルギー症状や下痢などしないか様子を見ながら、まずは1種類ずつ試しながら、始めてみるといいです。

雑穀は栄養価も高く、是非取り入れたい食品ですよね。

でも消化が悪い雑穀はとても胃に負担になってしまいます。

私も胃腸があまり強い方ではないので、雑穀をたくさん入れると胃もたれがするときがあります。

胃に負担になっては元も子もないので、上手に取り入れて、お子さんの食生活が更に美味しく健康的なものになるといいですね!

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